中国バブル崩壊まで新興国に手を出さない

中国バブル崩壊まで新興国に手を出さない

新興国についてはいかがですか。

 

2月には"too crowded (混雑しすぎ)。のマーケットは好きではない、とのお話しでした。

 

その通りで、2月は新興国売りのポジションを取っていたんだ。5月になってみると、混雑は少し緩和したけれど、私から見ると、まだ「売り」。

 

理由は中国。今の中国は過熱気味だから、一度痛みを伴う時期を経験しないといけない。今はまだ、タラタラと過熱が続いているので、手を出す気になれないなあ。

 

新興国といえば、ビンこフディン亡き後の中近東をどうみますか?

 

中近東には当分平和は訪れないと思いますし、地政学的リスクもまだ続くと思う。リスクといえば、一番気になっているのは食糧問題なんだ。例えば米国の農業従事者の平均年齢は西咸。日本でも農家は高齢者ばかりで、地方へ行けば耕作放棄地が広がっているよね。

 

ここでロジャースさんは、CNBCキャスターさんに向かって「テレビの仕事なんて辞めて、農業をやりなよ(Yuko.bea farmer!)」と話した。実は同じことを米国の経済番組でも女性キャスターに話しているという。

 

そして、これからの結婚相手は"rich farmer「(お金持ちの農家)。がいいと持論を展開した。

 

新興国の人口増加で世界的に食糧需要が増えるのに、生産は増えそうにない。そんな中では、穀物(soft commodity)が投資対象として面白いと思うよ。

 

確かに穀物は全世界的に不足しています。穀物の中でも特に注目しているものはありますか。

 

例えばコメ。過去数年で600%も値上がりしたけれど、74年の最高値と比べると、まだその半値で上値余地は大きい。

 

個人投資家の中でも、投資といえば株、というイメージの人はまだ多い。でも私は、なぜ、この期に及んで皆が株について話しているのか分からないんだ。お金が流れていく先は株ではなくコモディティーだからね。

 

コモディティー全体について言えば、過去数十年は株式に比べて10倍も良い成績を収めてきた。特に、これから大きく伸びるのは農業だと思うよ。世界経済が回復しない場合、株はダメージを受けるが、人口増のトレントは変わらないので食糧不足からコモディティーは値上がり続ける。歴史を振り返っても、国がお札を刷りすぎている時は、現物資産(銀、コメ、天然ガス)が上がる。

 

原油に対しても、私は強気だ。何といっても埋蔵量に制限があるし、今後は原子力の代替エネルギーとして注目されるだろうしね。原油の供給不足感は、そうだね、大阪に油田が見つかるような状況になれば、変わると思うけれど、そういうことはまずないだろうし。

 

福島の原発事故以来、世界各地で原発見直し論議があります。どう考えますか。日本では不幸にしてあのような事故が起きたけれど、今のような生活を営む限り、人類は原発に依存せざるを得ないと私は考えている。今後は叡智を集めて、より安全な原発をつくっていくというのが現実的な路線ではないかと思っているよ。

 

金もお持ちですよね。

 

現物、金賃、ETFなど金の持ち方は色々ある

 

もちろん持っていて、もう何年も保有しているよ。金投資をしたい大には色々なやり方がある。ほら、これはパンダの形のタイピン。金貨も持っている。こういうふうに実物で持ってもいいし、金ETF、ETN(Exchange-TradedNote 金ETN=金価格連動型上場投資証券)というような金融商品として持ってもいい。投資に精通している大なら、金鉱株もいいね。

 

先ほどもお話しした通り、バーナンキのバカげた金融緩和政策のせいでドルの価値が毀損しているから、金はますます投資対象として魅力を増していると考えている。

 

金価格が上昇している背景には、中国人が金を買うようになったことがあるだろう。かつて、中国人は金投資をすることができなかったが、環境が大きく変わったわけだ。今や中国政府は国民に金を買うことを奨励している。B億人が金やその他の貴金属を買っているわけだから強気にもなるよ。色んな要素を考えるほどに、今は売るべきじゃないね。

 

ニュージーランド1-3月期GDPが前期比0.8%増で予想(0.3%増)を上回ったことを背景に、NZドル買いが進行。NZドル/円は66円台前半から67円台前半へ急伸した。仲値公示後、ドル/円は再び米ドル売りが優勢となり、78円50銭近辺のストップオーダーを巻き込み、一時78円48銭まで下落し、前日つけた安値78円57銭を更新した。